ChatGPTと学ぶPythonのwhile文入門

「for文はわかったけど、while文って何が違うの？」
「条件で繰り返すってどういう意味？」

そんな疑問を持つPython初心者の方に向けて、この記事ではwhile文の使い方をやさしく解説していきます。

Google Colabを使って実行しながら、ChatGPTにも相談しながら学べる構成で、初めての方でも無理なく理解できる内容になっています。

▶ 前回の記事はこちら：
👉 ChatGPTと学ぶPythonのfor文入門

while文とは？条件がTrueの間だけ繰り返す処理

Pythonのwhile文は、「指定した条件がTrue（真）である間、処理を繰り返す」という構文です。

日常生活で言えば、こんなイメージです。

このように、“ある状態が続いている間”に繰り返す処理をしたいときにwhile文が使われます。

ChatGPTに「Pythonのwhile文って何？」と聞いてみると、こんな答えが返ってきます。

while文は、指定された条件がTrueの間、繰り返し処理を実行する構文です。

まずは、while文の基本的な書き方を見てみましょう。

while 条件:
    実行する処理

例：0から4までの数値を出力

x = 0
while x < 5:
    print(x)
    x += 1

結果：

このように、「xが5未満」という条件がTrueである間、print(x) と x += 1 が繰り返されます。

Google Colabの実行結果：

while文でよくある失敗の一つが「無限ループ」です。条件がずっとTrueのままだと、永遠にループし続けてしまいます。

例：無限ループになるコード

x = 0
while x < 5:
    print(x)
    # x += 1 を忘れてしまった！

このコードはxがずっと0のままなので、条件 x < 5 が永遠にTrueのままになります。 Colabでは停止ボタンを押すことで強制的に止められますが、意図しない無限ループには注意しましょう。

Google Colabの実行結果（無限ループ）：
停止ボタンを押して、強制的に停止しよう。

while文は、if文と組み合わせることで柔軟な制御が可能です。

例：3回目でループを止める

x = 0
while True:
    if x == 3:
        break
    print(x)
    x += 1

結果：

0
1
2

このように break を使えば、途中でループを強制終了することもできます。

Google Colabの実行結果：

Google Colabは、Pythonのコードをすぐに試せる便利なツールです。

手順：

エラーが出た場合は、そのままChatGPTに貼り付けて質問してみてください。原因と解決策を丁寧に教えてくれます。

ChatGPTは、コードの意味を解説したり、エラーを分析したり、練習問題を作ったりと、Python学習における強力なパートナーです。

おすすめの質問例：

質問の仕方を工夫すれば、あなたの理解度やペースに合わせたサポートが得られます。

Colabのエラー表示は英語ですが、ChatGPTにそのまま貼って聞くと日本語で教えてくれます。